
今年のクリスマスは平日ということもあり、お家で過ごす方も多いのではないのでしょうか。
- そんな時に困ってしまうのが、何を食べるか。
- お祝いらしいメニューにしたいけど、時間がなくて考えられていない...
- そんな方のお手伝いをすべく、日本有数のパン好き集団として有名な(?)rebakeスタッフに、クリスマスにぴったりなパンを教えてもらいました。
- 今回は、パンとお酒を組み合わせて楽しむ「パン飲み」が大好きな高橋さんと福園さんの2人に、クリスマスディナーのシーン別におすすめのパンセットを聞きました。
今回話を聞いたのはこの2人!


パン飲みが好きになったきっかけは?
もともと、パンとお酒の相性が好きで、気づいたらやってた、という感じに近いです。「パン飲み」という言葉が流行ってから、あ、これ私がずっとやってたやつだ!と認識しました。
私も、パン飲みしようと思って始めたと言うよりは、お家でパンを食べる日は自然とワインを開けるライフスタイルになっていました。シンプルなハード系のパンとワインは、ぞれぞれの良さを引き立ててくれます。2人とも、特に意識せずともパン×お酒の魅力の虜になっていたそう。言われてみれば、パンもお酒も大きく見ると発酵食品。相性が良いのも納得です。
scene1:ワイン片手に1人で楽しむクリスマス
1人でパン飲みするときはきっと、サラダとパンとか、スープとパンとかそういうメニューになるんだろうなと。その場合、ハード系だけどあまり固すぎない感じのパンがいいかな。Bio Completとか、boulangerie Arbre(埼玉県)とか、小麦が美味しい系のパンが私のおすすめです。
パン飲みマスター高橋さんのおすすめは、ハード系すぎず、しかし小麦の香りがしっかり感じられるパン。
ビオ・コンプレのパンは、まさにその代表格。自家製粉の全粒粉を使用したパンは、まさかのふんわりもっちり食感。香りもよく、パクパクと食べ進めてしまいます。

boulangerie Arbre(埼玉県)は、生地の味わいや食感を大事にパン作りをしているお店。1日約80種類以上焼き上げるパンは、生地により6種類の酵母を使い分けているというこだわりよう。
サラダやスープなどシンプルなおかずと合わせることで、素材の良さが引き立ち、贅沢な気分に。

scene2:家で友達と盛り上がるクリスマスパーティー
人を呼んでパーティーとなると、食事以外の準備も必要。そんな時に、ポンとテーブルに置くだけでお酒のつまみになっちゃうような万能なパンセットがあると嬉しいですよね。例えば、Casa del Paneのパンセットには、食事と合うシンプルなパンの他に、つまみにもってこいのイタリアのお菓子、タラッリが入っていておすすめ。
手軽さで言うと、キッシュのセットも良い!チアキッシュのキッシュは、写真を眺めているだけでも美味しそう。種類によって、お酒のペアリングを変えても盛り上がること間違いなし。
お家でよくパン飲みをする福園さんは、準備に手間をかけすぎずとも豪華なクリスマスパーティーを演出してくれるパンセットを教えてくれました。
Casa del Paneのパンセットは、まさにこのシチュエーションのために生まれたかのよう。
友人が持ち寄ってくれた惣菜と合わせるためのシンプルなフィローネ、クリスマス感を演出してくれるピッツァ、そして、お酒のおつまみにぴったりなサクサクのタラッリ。このセットを用意するだけで、そのパーティーの満足度がぐっと上がります。

福園さんのもう1つのおすすめ、チアキッシュのキッシュ。
発酵バター香る生地と、季節野菜とたっぷりチーズの組み合わせがたまりません。
大皿にホールケーキのようにキッシュを並べても、パーティー感が出て◎。色々な種類のキッシュが入るので、みんなで食べ比べて会話のネタにもなる、パーティーにはもってこいのセットです。

scene3:特別な人と、ゆっくり食事を楽しむ夜
「カルテスエッセン」というドイツの文化をご存知ですか?ドイツ語で「冷たい食事」を意味し、ハム、チーズ、パンなど、火を使わずに並べるだけのドイツの夕食のスタイルのことです。ドイツでこの文化が定着している理由は色々ありますが、「家族で過ごすために時間を使いたいから、料理にはあまり時間をかけない」というのもその1つ。それがとても素敵だなと思ったので、この想定シーンには本格的なドイツパンを提案します。
まず、私の大好きなhaumuhle。人気なのでなかなか買えないですが、大好きなので紹介します(笑)
他にも、山の中の小さなドイツパン工房 Hiroseのドイツパンも、さっとバターを塗るだけでも美味しい。大切な人とのひと時をそっと盛り上げてくれます。
ドイツに留学経験のある高橋さんおすすめはドイツパンのセット。
高橋さんが大好きだと言うhaumuhle(ハウミューレ)のドイツパンは、ドイツで修行し、国家資格を取得した職人が作ると言うだけあって、超本格的。
ほのかに茶色がかった生地にはライ麦が使われ、噛み締めるほど深みのある味わい。

山の中の小さなドイツパン工房Hiroseのドイツパンも、負けず劣らずの本格派。サワー種をもとに生地を起こしているため、口に入れるとほんのり酸味が感じられます。その酸味がバターやチーズと相性抜群。バターやチーズと相性が良い、ということは、ワインも進むわけで...
好みのお酒やチーズを用意して、自分達なりの「カルテスエッセン」をお楽しみください。

こんなパンセットもおすすめ
実は、今回のインタビューでは2人のパン飲み愛が溢れに溢れ、まだまだたくさんのおすすめパンセットを教えてもらいました。
紹介しきれなかった分を、2人のコメントと共にご覧ください。
福園さんおすすめ:JUGOYA bakery(長野県)
この間、長野へ行った時に実店舗にお邪魔してきました。内装がすごくおしゃれで印象的でしたー!シェフがワインソムリエの経験もあるとのことで、ワインに合いそうなパンがいっぱい。お邪魔した時に買ったワイン酵母のカンパーニュ、美味しかったなあ。高橋さんおすすめ:ベッカライ徳多朗(神奈川県)
パン飲みをする時、色々な種類が入っていて楽しく食べ進められるのと、有名店のパンだけあって1つ1つがとっても美味しいです。ロスパンセットなので入るか分からないけど、特にイチオシは、玄米入りの生地にポークフランクが入った「ブレッツェンソーセージ」。これ、パン飲み好きのためのパンといっても過言ではないです。
高橋さんおすすめ:BREAD IT BE(神奈川県)

そのまま食べてもいいし、料理と合わせてもいい、食べ方の幅を広げてくれるパンが入るのがパン飲みにぴったりだな、と。例えば、みんなで持ち寄りでパーティーをする時は、誰が何を持ってくるか分からない状態なので準備に迷うことも。でも、このセットを頼んでおけば、パンそのものに味がついていて美味しく食べられる上、惣菜と一緒に食べても味の邪魔をしない。どんなシーンでも活躍してくれる優れたセットです。
福園さんおすすめ:MORIBROT(北海道)
食事系パンがメインで届くから、私みたいに家で食事と合わせてパン飲みをする方にはおすすめのパンセット。見た目はシンプルですが、そのシンプルさがお酒や食事も引き立ててくれます。食べ進めるうちにパンの美味しさとその実力に驚かされます。パンを囲んで暖かなクリスマスを🍞

2人の話を聞いて、パン飲みは決して難しいものではなく、気分に合わせてパンとお酒を気軽に組み合わせる生活に溶け込んだ楽しみ方なのだと感じました。
クリスマスの夜、ぜひ参考にしてみてください。
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