薪窯パン ふくくる
京都府亀岡市東別院町大野南谷5
7/29~8/30まで夏季休業のため発送が遅れる可能性がございます。またその期間につきましてはお問い合わせにご対応ができません。
「薪窯パンふくくる」は自然豊かな京都・亀岡にある夫婦二人で営む小さな小さなパン屋です。 わたしたちは、自家採取酵母を育て、国産小麦・地元産小麦を使って自作の薪窯でパンを焼いています。 大切にしているのは素材の質や味の追求というよりもむしろ、こだわりすぎず、できるだけ無理なく自然の流れに沿ったパン作りをし、コスト的にも生活に寄り添ったパンを提供すること。 ストイックすぎる厳選素材も、異常に高価な値段も、健康を害する成分も、目移りするほどの品ぞろえも、私たちの求めるものではありません。 見た目は地味ですが、毎日でも食べられるような身体にも環境にもやさしいパンを焼いていきたいと考えています。
素材について
酵母菌というのは自然界にごく普通に存在しているものです。イーストでなくとも、また、たくさんの副材料や添加物を使用せずとも美味しいパンを焼くことができます。 酵母はパンを焼く一週間前から仕込みます。元気に発酵した酵母液に小麦粉を加え更に発酵させます(元種)。 この元種をそれぞれのパン生地といっしょにこねて、さらに一晩じっくり発酵させます。 素材となる小麦は北海道産を使用。全粒粉は地元亀岡の小麦を使用しています。 その他にも酵母や副材料に亀岡の果物、野菜を活用するなど、できるだけ地元の素材を使用するよう心がけています。遠いところからかき集めなくても美味しいものはできると考えているからです。 添加物は使わないので妙な味、胃もたれとも縁がありません。
自作薪窯
創業当初より手作りの窯でパンを焼いています。 これまでに修理や作り変えなどを繰り返し、現在は3代目の窯を使用しています。 作り変えるたびに試験的要素を加えており、未だ理想の窯にはたどりついていません。 窯作りを通して物理学などの科学の世界や古代の人々の工夫にふれ、石窯の世界は思っていた以上に奥深いと実感しています。 パン焼きの朝。窯に薪をくべ、4時間かけて窯を温めます。その間にパンを成形しようやくパンを焼くことができます。 窯の温度は時間とともに下がっていくので、その温度に適したパンを順次焼いていきます。一通り焼き終えるのに約3時間。 こうして中はしっとり外は香ばしいパンが焼き上がります。 焼きたてはもっちりと、冷めてからも香り豊かなパンとなり、酵母による複雑な旨味が感じられます。
お取り寄せパン
関連記事
- 店舗情報
- 薪窯パン ふくくる
- 京都府亀岡市東別院町大野南谷5
- 定休日:日・月・水・金
- 営業時間:㈫㈭㈯15:00~17:00
- 特定商取引法に基づく表記