こんにちは!
きっとこのマガジンに来てくれたということは、あなたも大の栗好き、なんじゃないでしょうか。
突然ですが皆さんは、栗を好きになったきっかけって覚えていますか?
むき甘栗、モンブラン、それとも栗きんとんでしょうか🌰
(考えてみると、栗を使った美味しい物って沢山ありますね)
私は衝撃を受けたのは偶然パン屋さんで出会った、渋皮栗のデニッシュです。
▲今回のセットに入る、渋皮栗のデニッシュ。見た目も綺麗で、つい目を奪われてしまいますよね
渋皮煮は食感もありつつ食べやすく、中は柔らかくて甘い。栗にホクホク系のイメージを持っていた私は、栗ってこういうタイプの美味しさもあるんだ!と衝撃を受けました。
さて、前置きが長くなりましたが、
この秋に絶対食べてほしい、栗を使ったパンと焼き菓子が揃ったセットが登場します。
全部栗を使った、4店舗の詰め合わせ。全国の栗好きさんにお届けしたい宝箱ができました。
▲ありそうでなかった、栗ファンの理想が詰まった宝箱ができました
まさに栗好きの夢が詰まった宝箱。
秋は美味しい食べ物が沢山ある季節。その中でも、今年は思う存分栗を楽しんでみませんか?
今回はパン屋さんにお願いして新作もたくさん入っています。
さらに、4店舗全てが新人賞を受賞した経験のある、実力お墨付きのパン屋さん。
先日 公開したばかりの新人賞2024秋を受賞した、いま大注目のお店も企画に参加してくれました。
▲パン屋さんの協力なくして、この宝箱はできませんでした
栗のパンって、実は作るのも大変。
栗の殻を取ったり、渋皮煮にしたりとパンを作るよりずっと前に作業が必要なことがたくさんあるんです。
また、栗はちょっとお高いことも嫌煙されがちな理由の1つ。そんな困難だらけの中、どうしても皆さんに栗のパンを楽しんでほしい一心でお願いし、最高の宝箱ができました。
▲個性あふれるパンと焼き菓子、9個を集めました
パン屋さんの協力がなければ実現しなかった、理想が詰まった宝箱。
栗好きのあなたにはもちろん、気になっているパン屋さんがある方も。
まだまだ暑い日が続きますが、ぜひこの機会に季節の訪れを感じながらパン屋さんとの出会いを楽しんでもらえたら嬉しいです。
今回のセットに入る4店舗9種類のパンをご紹介します。
紹介動画もあるので、併せてご覧ください。
栗のプレッツェル
▲可愛らしい棒状のプレッツェルです
ドイツパン専門店と言われると真っ先に思いつくのが、愛知の渡りに麦。
優しい人柄がパンにも出ているといっても過言ではない、丁寧に作られたドイツパンが人気のお店です。
栗のパンはまだ作ったことがないけど、とても良い機会だからぜひチャレンジさせてください!と快くOKしてくれました。
ドイツでは食用の栗とそうじゃない栗があるんだとか。
ドイツパン×栗って確かにあんまり見かけないのはそれが理由かもしれません。
何はともあれ、栗×ドイツパンの組み合わせは中々出会えない1品。
今回は2種類のドイツパンを用意しているので、存分に味わえます。栗もさることながら、ドイツパンの魅力も改めて知ってもらえたら嬉しいです。
▲中には栗とクリームチーズがたっぷり
栗のプレッツェルは、プレッツェルの生地で栗とクリームチーズを包んで焼き上げています。
プレッツェル生地はしっかりとした噛み応えがありつつも歯切れが良いのが特徴。
クリームチーズのコクと栗の甘さが合わさって濃厚な味わい。
そこにバターの香りとプレッツェルソルトがアクセントになることで、甘じょっぱい味わいになっています。
渋皮栗あんフランス
▲まるで見た目も栗な可愛すぎるパン
先日 新人賞2024秋を受賞した兵庫の3bake。
パンの種類が豊富ながらも、そのどれもが美味しいと大注目のお店です。
実は新人賞のお話と同時期にこの企画への参加をお願いしていました。
お忙しい中、ぜひやりたいです!とOKしてくださり、新人賞でも企画でもお世話になりっぱなしでした。
さらに栗のパンはまだないので作ります!ということで、なんと3種類のパン全て新作で用意してくれました。
そうしてでき上がったうちの1つが、渋皮栗あんフランス。
ケシの実がついて見た目も栗っぽい、可愛いパンです。
▲栗ペーストがたっぷり。ハード生地とよく合います
でも、可愛いだけじゃないんです!実際に食べてみると、外はパリッと中は噛み応えのあるハード生地。
中の甘~い栗ペーストがたっぷり入っているのですが、パン生地の美味しさがありつつも、栗をしっかり感じられる完璧なバランスです。
上にどん!と乗っている渋皮付きの栗はショートケーキのいちごのように最初に食べる?後に食べる?とちょっと迷ってしまいそうですね。
ケレスの栗メロン
▲茶色のクッキー生地のメロンパン、結構珍しいですよね
こちらも新人賞2024秋を受賞した、福岡のMannekenpis&CERES。
パンの素材にこだわっているお店で、パンの種類によって数種類の小麦粉を使い分けたりとこだわりのパンを味わえるお店です。洋菓子も作っているということもあり、栗と相性が良いこと間違いなし!と思ってお願いしました。
このケレスの栗メロンは、お店でも人気のあるケレスメロンパンの栗版。このセットのために特別に作ってもらいました。中には大きめの栗が1個入っています。
クッキーはサクサク系で、口に入れるとほろほろっと崩れていき、でも食感もしっかり残る不思議な味わい。パン生地はふわふわなのに口に入れた瞬間に少し弾力を感じます。
クッキー生地もパン生地もどちらも甘さはありながらも上品な味わいで、食べ進めていくうちにその両方が合わさってまた違った美味しさに。
と思うと、最後に栗の食感と甘さが口いっぱいに広がります。上品ながらしっかり主張もあってギャップを感じる、もう1個食べたくなるような不思議なパンです。
和栗のデニッシュ
▲写真を撮りたくなるほど美しいデニッシュ
食べログ百名店であり、新人賞2024春も受賞している埼玉のBoulangerie Arbre。
パン生地の美味しさ、小麦の美味しさを引き出したパンはrebake登場当初から注目を集めました。
そんな時からずっと気になっていた、季節限定の和栗のデニッシュ。
ずっと食べてみたいと思っていたけどタイミングが合わず、栗のパンの詰め合わせを作るという話が出た時に真っ先に推したのがBoulangerie Arbreのデニッシュでした。
こちらの和栗のデニッシュは、出会えてよかったと思うこと間違いなし。
触ったら崩れてしまいそうなくらい、1層1層が繊細。2種類の栗と濃厚なカスタードが入っています。
2種類の栗の甘露煮(黄色)と栗の渋皮煮(黒い栗)は、それぞれ食感や味わいが違います。
▲2種類の栗が入っているのが、何とも贅沢ですよね
栗の甘露煮は少し固めでホクホクとした食感。自然な甘さを感じます。栗の渋皮煮は皮が少し厚めで柔らかいのにちゃんと食感があり、中は皮よりも柔らかくしっとり、甘さをしっかり感じます。
カスタードも濃厚でしっかりとした甘さ。それでいて栗とカスタード、そして生地のバランスがしっかり考えられています。食べ終わる時にはバターのコクと香りを感じながらも、意外にあっさりとして満足感も感じられる、後味まで完璧なデニッシュです。
崩れやすいのでパックに入れてお届けします。Boulangerie Arbreの他のデニッシュも食べてみたいと思うほど美味しいので、ぜひ楽しみにしていてください。
くるみと栗のクリームチーズスティック
▲よく見るとクリームチーズと一緒に、小さい栗が入ってます
いい意味で、この宝箱の中では栗の主張が控えめです。
このパンの凄いところは、それぞれの良さを生かしつつも、互いを邪魔をせず上手く調和し合っている所。
断面をよ~く見ると、クリームチーズの中に小さい栗が入っています。栗の甘露煮と甘栗の2種類が入っているので、食べながらぜひ探してみてください。
栗の甘露煮はホクホクの食感ですが、甘栗の柔らかさと調和するように大きさも工夫されています。
くるみは栗に比べるとゴロゴロっと入っていますが、この大きさが良いんです。
▲外からもちょこんと具材が見えるのが可愛らしいです
パン生地は外がパリッとしていて、少し厚みがあります。そこにクリームチーズのコクと柔らかい栗の甘み、くるみの香ばしさ、噛み締めるとコクがあり口の中で全ての旨みが混ざり合って1ランク上の美味しさになります。
パン生地のハードな食感とくるみの香ばしさがクリームチーズの濃厚さ、栗の甘さと合わさるとこんなに美味しいんだ...!と新発見できること間違いなし。
食べた人にしか分からない美味しさ、ぜひ体感してください!
栗のヴァイツェンミッシュブロートヒェン
▲ドイツパン好きさんにも絶対に推したい1品です
今回の宝箱の中で、食事と合わせたいNo.1は絶対にこれ。
食べていて、「これ、スライスチーズ乗せたら美味しいだろうなぁ」と思いました。
イメージは秋っぽいお食事パン。
パン生地にはくり粉も使っているんだとか。30%配合されたライ麦と、自家製のサワー種の酸味を感じるドイツパンらしい生地です。
▲栗とナッツがこんなに大きいサイズなのに、パンの味わいもしっかり
中には栗とヘーゼルナッツがごろごろと。一口食べると、中はしっとりとしていてみっちりと詰まった生地。食べた瞬間に鼻に抜けるナッツの香りが堪りません。
噛み締めるごとに後からライ麦の酸味がじわじわ口の中に広がり、クセになる味わいです。栗の自然な甘みもアクセントになっていますよ。
私はあんまりお酒を飲まないんですが、お酒が好きな方は食べたら絶対にお酒が欲しくなると断言できます。
噛めば噛むほど旨みが出てくるので、おつまみにもぴったりです。パテなど味の濃いものと合わせても相性抜群ですよ。
栗パンで食事系というイメージがピンとこないという方も、これを食べたらきっと分かるはず!まずは食べてみてほしいです。
栗抹茶フィナンシェ
▲洋菓子店が作る、本格的なフィナンシェです
そろそろパン以外も食べたいかも~と思った方におすすめのフィナンシェ。
洋菓子屋さんでもあるMannekenpis&CERESが作った、今回の宝箱では唯一の焼き菓子です。
フィナンシェと言えばバターのコクと香りが特徴。
このフィナンシェはさらに抹茶×栗という、食べる前から期待度の高い組み合わせ。
ですが、食べるとその期待をはるかに上回ってきます。
▲冷やして食べると、素材の味をより濃く感じます
一口食べると抹茶の香りと味が濃いことに驚きます。
栗は控えめなのかな?と思いきや、少し食感を感じ抹茶の味を追いかけるように後から栗の甘みが口いっぱいに広がります。そして最後にバターの塩味とコクが抹茶と栗を包み込んでくれます。
しっとりとしていて舌触りも良く、おやつに食べるとあっという間になくなってしまう美味しさ。
小さめなのに濃い味わいで、1個で大満足できちゃいますよ。
おすすめの食べ方はリベイクなしの冷蔵解凍。まだまだ暑いこの時期のおやつにもぴったりです。
栗と胡桃のリュスティック
▲ハードパンの中でも中が柔らかく食べやすいリュスティック
ハードパンの中でも瑞々しく食べやすさもありじわじわと人気が広がってきているリュスティック。
Boulangerie Arbreのもう1つのパン、和栗のデニッシュとはまた違った生地ですが、違うのは生地だけではないんです。
▲栗とくるみが沢山入った、何とも贅沢なパンです
注目してほしいのは、栗とくるみの大きさ。先程のデニッシュと比べると少し小さめです。
でも、ここがポイント。
栗は小さくても甘さがしっかりあるタイプで、くるみはあえて食感や味の主張が少し控えめ。そこに表面がパリっとした瑞々しい生地が合わさると、噛み締めているうちに段々口の中で調和されて、パンの旨みと栗の甘み、そこにくるみのほのかな香ばしさが合わさって絶妙なバランスに。
満遍なく栗とくるみが入っているので、どこから食べても最初から最後まで楽しめます。
また、パンの端は食感がしっかりしているので、最後の1口はしっかり長く噛み締められるのも個人的に嬉しいポイント。
ハード系と言っても、中は柔らかめの生地なので初心者さんにもおすすめ。スライスして食べるとより食べやすくなるのでおすすめです!
栗と紅茶のハードパン
▲栗と栗ペーストがたっぷりと使われています
最後にご紹介するのは、栗×紅茶の組み合わせ。
外にも中にも紅茶と栗が贅沢にたっぷり入っているのが、写真からも分かりますよね。
手に持っただけで紅茶の良い香りがするほど、紅茶の存在を強く感じます。
口に入れると紅茶の香りがふわっと広がり、栗ペーストの甘さが口いっぱいに広がっていきます。
渋皮付き栗も入っており、ペーストの滑らかさとまた違った食感も楽しむことができますよ。
▲パン生地に紅茶がたっぷり練りこまれて、紅茶のいい香りがします
また、パン生地はパリッとしつつ、歯切れが良いのが特徴。
3bakeのパンはどれも歯切れが良いのが特徴ですが、具材がたっぷり入っていてもパン生地の良さが埋もれずむしろお互いを引き立て合っているのが凄い所。3つのパンそれぞれでパン生地の印象が違うのにどれも違った美味しさがありますよ。
紅茶の香りがしっかり感じるので紅茶が好きな方にもおすすめの1品。
ティータイムやご褒美に好きな飲み物と一緒に楽しんだら最高です。
栗好きさんに贈りたい、秋の恵み
▲1つ1つが個性があって、色んな栗の魅力を知れますよ
秋の味覚というと人気ランキングで上位に入る栗ですが、栗好きの方でもこれほど沢山の栗を食べる機会は中々ないと思います。
秋の味覚というとりんごやさつまいも、きのこなど色んな食べ物があって、どれも美味しいからこそ全部を満喫はしきれていない。さらに栗は高級なイメージがあって中々食べられない。
そんな方にこそ、今年は栗をいっぱい楽しんでほしい。同じ栗でも、こんなにパンによって違う魅力があるということを知るきっかけになればなと思っています。
▲実力お墨付き、今食べてほしい4店舗を集めました
秋と言いながら、暑くてやる気も起きない。
そんな時にご褒美として、頑張るためのエネルギーとして、この栗パンを食べながら一足先に秋の訪れを感じてください。
食べすぎちゃったときは、食欲の秋を言い訳にしちゃいましょう☆
それぐらい、毎日頑張っている自分を甘やかすことも時には大切です。
自分へのご褒美として、大好きなものを存分に楽しめる幸せって結構 大事だと思います。
パン好きな方、栗好きな方にこの宝箱がその時間を届けられるものになったら嬉しいです✨
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