できたてのデニッシュは、バターの香りが口いっぱいに広がるサクッとした生地にカスタードクリームやフルーツなどの具材が載っていて、いいにおい~。
中のカスタードはもちっと。具材がごろごろっと入って食感のコントラストを味わえます。
でも、冷凍すると生地がしなっとなってしまう…
冷凍したデニッシュを食べるときは、自然解凍してそのまま?温めていいの?と迷う方が多いと思います。
今回は、復活が難しいデニッシュのおすすめのリベイク方法(温め方)をご紹介します。
▽ 手順
0.事前の準備
1.保存方法・解凍方法
2.自宅でデニッシュをおいしく温める方法
・ひんやりスイーツ
・サクッとひんやりのいいとこどり
・サクッとあつあつ
3.ポイント解説
0.事前の準備
トースター・魚焼きグリルのいずれかがあれば、デニッシュを自宅でおいしく温めることが出来ます。
しっとり食感がお好みの方は、自然解凍してそのままでも◎
それぞれのやり方でおいしく仕上げてください!
【準備するもの】
・トースター/魚焼きグリルのいずれか
1.保存方法・解凍方法
1.保存方法
冷凍庫の匂いが移ったり、水滴が入ってしまうとおいしさ半減なので、1つずつアルミホイルやラップで包んで、フリーザーバッグなどの密封できる容器に入れて冷凍します。
2.解凍方法
冷蔵庫で一晩解凍or常温で1時間ほど自然解凍する。
※高温多湿で置かないようにご注意ください
特に夏場の時期は、冷蔵庫で一晩解凍がおすすめです
詳しくは こちら
2.自宅でデニッシュをおいしく温める方法
~ひんやりスイーツ~
しっとり派さんには解凍してそのままが◎
夏場にぴったり。
私を含め、ズボラさんにもおすすめの食べ方です。
1.冷蔵庫に入れて2時間ほど放置する。
2.外側がふにゃっとしてきたら食べごろ!完成。
電子レンジやトースターがなくてもおいしく食べられます(^^)
~サクッとひんやりのいいとこどり~
少し手間がかかりますが、味わえばわかるはず。ひと手間かけた甲斐があります。
いいとこどりのリベイク方法で、パン屋さんで食べるよりもおいしく!?
焼きたてが復活できます!
1.冷蔵庫で解凍する。
2.トースターまたは魚焼きグリルを一番高い温度に設定し、3~4分予熱する。
3.予熱している間に、デニッシュの具材(フルーツのみ)をスプーンで取り出す。
4.2.の加熱を止めて、外側のデニッシュ部分だけをトースターまたは魚焼きグリルに入れる。
5.余熱だけで5分ほど放置する。
6.5分後に取り出して、1分ほど冷ます。
7.3.で取り出した中身を入れて完成。
※中までよく温めたいときは、アルミホイルをしないで500~600Wで1分ほど加熱するか、アルミホイルを包んで3分ほど加熱してください
~サクッとあつあつ~
分数はお好みで調節ください。
長めに置いて中までしっかり温めてもよし、中は低温で食べたいときは分数を短くしてくださいね。
加熱後はすぐに食べず、1分ほど放置してから食べるのがサクッと食感を味わえるポイントです。
1.トースターを一番高い温度に設定し、3~4分予熱する。
2.解凍したデニッシュにアルミホイルをかけて、予熱したトースターに入れる。
3.500~600Wで5分ほど温める。
4.5分後に取り出して、1分ほど冷まして完成。
※特に砂糖がまぶされているデニッシュは焦げやすいので、アルミホイルをかぶせて温めます
※しっかり加熱することで、デニッシュ生地に含まれた余分な水分を飛ばします
3.ポイント解説
最大のポイントは、余計な水分を飛ばすこと!
デニッシュやクロワッサンのリベイクでありがちな失敗は焦げてしまうこと。これは直火に長時間当てることによって起こりやすくなります。
焦げるのを防ぐため、デニッシュやクロワッサンなど油脂が多く含まれたパンを温めるときはアルミホイルをかぶせます。
アルミホイルをかぶせることで、直火にさらされないので焦げてしまうのを防げます。
しかし、アルミホイルをかぶせると火の通りがまばらで中まで温まらないことも…
時間があるときはアルミホイルをせずに加熱するのがおすすめ。
デニッシュに含まれた余計な水分を飛ばします。
アルミホイルなしで温めるときは、トースターの前で焦げないように見張ってくださいね。
どうして、温めた後に冷ますの?
少し冷ますことにより、デニッシュ生地の油脂分が固まってサクサク感が増すからです。
温めた直後は、バターなどの油脂が溶けている状態で、その状態で食べると”しなっ”とした食感になりがちです。
そのため、少し冷ましてホカホカ位になった状態の方がサクサク感を楽しむことができます!
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