rebakeでは、パン屋さんユーザーさんがより楽しくパンを楽しめるように日々改善に取り組んでいます。
その中で、国際社会の変化による最近の物価の高騰の影響を踏まえ、
パン屋さんでの価格高騰の影響をパン好きのユーザーの皆様へ正しくお伝えし、日本のパン文化が今後も発展するため、パン屋さんが持続的に事業を行うための適正価格で販売しやすい環境を作っていくために、今回の調査を行いました。(※2022年6月時点)
アンケートの結果、以下が分かりました。
・調査対象の全て(100%)のパン屋さんで、小麦の仕入れ値が上昇しました
・店頭では半分以上のパン屋さんが値上げした一方で、rebakeで値上げしたパン屋さんは6店舗に1店程度でした。
・今後も、約2店舗に1店以上のパン屋さんが原材料費全体で11%以上の価格高騰を予測。
rebakeをご利用いただいているパン好きの皆様には、パン屋さんの価格設定の理由について、ご理解頂けると幸いです。
また、パン屋さんは皆様に美味しく食べていただけることが何よりも原動力になりますので、ご購入の際においしいと思ったら直接メッセージを送ってみてください!
調査の結果
■ 小麦の仕入れ値は、全てのパン屋さんで上昇していました。
高騰率は平均で11%で、5店舗に1店舗は20%以上の高騰となり、多くのパン屋さんに大きな影響があるようでした。
「小麦の仕入れ価格が昨年比でどの程度高騰しましたか」という質問に対して、11%以上と回答したパン屋さんは全体の52%でした。
主原料である小麦の製粉会社への販売価格は、国が決定をしているため、すべてのパン屋さんで一様に影響が出ているようでした。
■ 外国産の小麦だけではなく、国内産も同じように高騰していました。
また、31%以上の高騰と回答したパン屋さんは「国内」と回答したパン屋さんのみに存在し14%でした。
国産小麦も生産の費用の高騰を受けているようです。
■ 副材料(フィリング,オイル,ナッツ,果菜類 等)も、半数以上の店舗で価格が11%以上高騰していました。
「副材料の仕入れ価格が昨年比でどの程度高騰しましたか」という質問に対して、11%以上と回答したパン屋さんは全体の52%でした。
小麦だけでなく、すべての原料が高騰しているようです。特に、レーズンやクルミを上げる声が多く聞かれました。
■ 店頭で値上げしたパン屋さんは半分以上の一方で、rebakeで値上げしたパン屋さんは約6店舗に1店にとどまりました。
■ 2022年末にかけて約2店舗に1店で原材料費の全体で11%以上の価格高騰を予測しています。
■ 今回の結果を受けて
私たちは、日本の独自のパン文化を今後も発展させていくために、店舗が持続可能な運営を続けていけるような状況にしていくことはとても重要なことだと考えています。
パン屋さん、パンを食べる方両方がより長期的な関係性を築けるように、引き続きサポートを続けていきます。
■調査方法
対象者:rebakeに登録している全国のパン屋さん
調査期間:2022年6月25日〜6月29日
回答方法:インターネットによる任意回答
回答人数:パン屋さん71軒
※本ブログでは、アンケートの概要のみ公開しています。
回答の詳細を知りたい方(報道の方など)はこちらへご連絡ください。
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